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この1ヶ月を振り返るとあっという間でした。

学生とは違いより強い責任感や、社会人としての基本、ルールを学びました。
またこの仕事は命を預かっています。甘い簡単な気持ちで勤まることでは無いです。
この仕事の凄さを感じていると共に、毎日働いている父と母の凄さを実感しております。

私は、初任給で父にはワイヤレスイヤホンを母にはマットレスを送りました。食事も考えましたがすぐに会いに行ける距離では無いのでプレゼントにしました。父と母は自分にお金をかけようとしません。
いつ買ったか分からないボロボロになった物を大切にずっと使う人です。

たまにプレゼントを渡すと、そんなのにお金かけなくていいから自分に使いなさいと毎度言われます。今回もそうなのだろうなと思いながらも感謝の気持ちを込めプレゼントさせていただきました。
電話をすると「大切に使うね、ありがとう」と言われました。

私はありがとうと言われるのも伝えるのも苦手です。ですが今回はしっかりと、ここまで育ててくれてありがとうと伝えました。 厳しい父と母で子どもの頃はなんでこんな事言われなきゃいけないのだろう、ほかは違うのにと思ったこともたくさんあります。

ですが、私のやりたいと言ったことはとことんやらせてくれました。塾には６年間通わせてもらい、野球も遠征がほぼ毎週ある中、送迎や応援に来てくれました。 道具がボロボロになり壊れると新しいものを買ってくれます。当たり前ではないと今は思います。

専門学校に行く事も最初は反対していましたが、最後は応援してくれました。一人暮らしを始めたくさん支えてもらいながら、無事に保育士・幼稚園教諭の資格を取り専門学校を卒業することが出来ました。
あっという間の21年間で、今は社会人として過ごしています。

今度は私が支え助ける番です。これからも手を抜かず、精一杯頑張っていきたいと心に誓いました。

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